遺品整理・実家の片付け 頼む前に知っておくことと費用の確かめ方
親の家や部屋の片付け(遺品整理)は、相続放棄の期限と業者とのトラブルの2つに気をつけます。国民生活センターと法律の決まりから、頼む前に確かめることをまとめました。
こんな人へ
- 親の家に物が多すぎて、自分たちでは片付けられない
- 遠くに住んでいて、片付けに何度も通えない
- いくらかかるか分からず、高く取られないか心配
- 賃貸の部屋を早く明け渡さないといけない
1片付けの前に確かめること
借金があるか分からず相続放棄を考えている間は、親の物を売ったり捨てたりしないでください。相続の財産を処分すると、相続したとみなされることがあります(民法 第921条)。相続放棄は、知った日から3か月以内に家庭裁判所へ申し立てます。
出典: 民法 第921条(法定単純承認)e-Gov法令検索(2026-11-05 確認)
出典: 裁判所「相続の放棄の申述」(2026-11-03 確認)
2業者を選ぶときの決まり
頼む前に知っておくこと
- 片付け・不用品の回収は、市区町村の委託業者か「一般廃棄物処理業の許可」がある業者だけができます。許可は市区町村の窓口やホームページで確かめられます
出典: 国民生活センター「不用品回収サービスのトラブル」(2022-11-02) - 見積もりは複数の業者から取り、作業日・作業の中身・料金・支払い方法・解約料を契約の前に確かめます。残す物を分け、作業にはなるべく立ち会います
出典: 国民生活センター 見守り新鮮情報 第525号(2025-10-30)遺品整理
困ったときは 消費者ホットライン 188(近くの消費生活センターにつながります)
3自分でやると大変な所
- 家1軒分の物を分け、残す物・形見・貴重品・書類(通帳・権利証・保険の書類)を探しながら進めることになる
- ごみは市区町村の決まりで出す。量が多いと、何度も通うか、許可のある業者に頼むことになる
- 賃貸なら明け渡しの日、家を売るなら引き渡しの日までに終わらせる